DIYをする上で気になるのはほこりや、木クズの粉。。。これは作業をする上でつきまとうものです。
普通の丸ノコを使用していれば必ずといっていいほど舞います。しかも思っている以上に舞っているのです。DIYで作業している時に近隣からクレームが入ったなどという人も少なからずいるはず。
そんな時に便利なのが集塵丸ノコです。
集塵丸ノコは切った木クズ・ホコリを強力な吸引力で吸い取ってくれます。今回は職人の僕が集塵丸ノコをいくつか挙げてその中でのオススメを紹介したいと思います。
参考にどうぞ!
目次
集塵丸ノコについて簡単に解説します!
まず集塵丸ノコですが、ほとんどの場合専用の掃除機・ホース・丸ノコがセットで使用することができます。
専用の丸ノコにはホースを刺すところがあり、専用の掃除機にはホースを刺すところがあります。
写真のように丸ノコを回すと掃除機もスイッチが入り勝手に粉を吸ってくれるのでとても便利です。
吸引力も普通の掃除機や業務用掃除機よりも強いのでほとんどの粉を吸ってくれます。
ポイント
切る材料の下にコンパネやスタイロフォームなどを敷いておくとより粉を吸ってくれるのでおすすめ!
集塵丸ノコはどう選ぶ?選び方とは?
集塵丸ノコには大きく2種類あります。
- 集塵丸ノコ
- 防塵丸ノコ
と呼ばれるものです。以前はどちらも同じだと僕は認識していたのですが、どうやら違うみたいで、、集塵丸ノコは掃除機とセットでしか使用できないもの。防塵丸ノコはダストボックスが付いていて掃除機が付いていなくても使用できるものです。
集塵丸ノコ
上記の写真のタイプは掃除機とセットで使用する丸ノコでダストボックスがついていなく、丸ノコで切った粉はホースを通して直接掃除機に吸い込まれます。
- 集塵丸ノコのメリット
ホースに直接粉が流れる仕組みになっているので、かなり吸引してくれます。
- 集塵丸ノコのデメリット
掃除機とセットでしか使用できない
防塵丸ノコ(ダストボックス付き)
上記の写真の掃除機は防塵丸ノコと呼ばれるもので、掃除機なしでも単体で使用できる丸ノコです。単体で使用する場合はダストボックスに丸ノコで切った粉が溜まっていく仕組みになっています。
- 防塵丸ノコのメリット
ホースを刺すところはあるので、掃除機をつけて使用することもできるのですが、単体でも使用できる
- 防塵丸ノコのデメリット
ダストボックスに1度粉を溜めてから吸い上げる仕組みなので、吸引力が集塵丸ノコと比べると落ちる
集塵丸ノコの失敗しない選び方とは!?
集塵丸ノコ(防塵丸ノコ)を選ぶ上で大切なのは『掃除機をセットで使用するか・しないか』『掃除機を使用する場合は掃除機の吸引力で決まる』というところだと思います。
掃除機をセットで使用するか・しないか?とは?
まず防塵丸ノコ(ダストボックス付き)であれば掃除機を使用しなくても多少のホコリ・粉は防止できますが、正直大したことありません。ほぼないのと一緒です。材料を切った瞬間に広範囲にホコリが飛び散るのを防止してくれるのが防塵丸ノコといったところでしょうか。。。
しっかりとホコリ・木クズ・粉を防止したいのであれば掃除機と一緒に使用する集塵丸ノコをオススメします。
ただ、1つ言えることは防塵丸ノコは単体でも掃除機に接続しても使用できます。ということは防塵丸ノコを購入してみて、イマイチだなと感じた場合は掃除機とホースを購入すれば集塵丸ノコとほぼ同等の効果を得ることができるので、失敗するリスクは低いです。
- 多少お金はかかるが最初から掃除機とセットで考えている人は集塵丸ノコを買うのがオススメ(掃除機とホースセットで)
- 費用を抑えたい人は防塵丸ノコ(ダストボックス付き)を購入し、単体で使用してみてイマイチだなと感じたら掃除機とホースを購入して使用すれば問題なし!(ちなみに『ダストボックス→数千円』は集塵ボックスと取り替えることができる。個人的には防塵丸ノコを最初に購入するのがオススメ。)
集塵丸ノコの機能より掃除機の吸引力が問題
まず最初に集塵丸ノコか防塵丸ノコを選ぶかというところであって、集塵丸ノコはどれが良いの?ということは問題ではありません。正直どれもほとんど同じです。
それよりも掃除機の性能を重視するほうが大切です。きちんとホコリ・粉を吸ってくれる掃除機、つまりにくい掃除機、フィルターがしっかりしている掃除機、など選ぶポイントはいろいろあります。
吸引力などの掃除機の機能はきちんと商品説明に記載してあるのでチェックしましょう。その上で掃除機を選ぶようにしましょう。