丸ノコは正しく使えないと力を発揮してくれません。
逆に正しく使えさせすればシュパっと綺麗に切ることができます。
使う人の腕だけではありません。要は使い方です。
大工の僕が正確にスパッと切るためにはどうやって使えば良いか?
丸ノコの正しい使い方を伝授します!
目次
初心者でも綺麗に切れる!丸ノコの正しい使い方
平らな面で作業する
丸ノコを使うときは地面でも作業台の上でも良いのですが、平らな面で作業しましょう。
凸凹のところに作業台を置いたり、下敷きにする木を置いたりすると、材料を切る際にキックバック(丸ノコが自分に跳ね返ってくること)しやすいです。
長い材料を切る場合、地面で作業しなければならないこともあります。
しかし、気づかない程度の凸凹であればそのまま作業してしまうかもしれません。
そんなときは切り落とす側の下敷きを切り落とさない側の下敷きよりも少しだけ低くしましょう。
そうすれば絶対にキックバックもしないし、切り落とす際にバリッと材料が割れることもありません。
切る材料によって下敷きを変える
コンパネやベニヤ板・柱などの角材を切るときは下敷きを変えると良いでしょう。
コンパネなどの板は下にスタイロフォームなどの材料を敷いて切るとキックバックもせず、ストレスなく端から端まで切ることができます。
スタイロフォームは大工さんも下敷きにして使っているのをよく見ます。
切れる刃で作業する
切れない刃で作業すると綺麗に切れないのはもちろんですが、危険です。
綺麗に仕上げたい場合は新品の刃を使用することをおすすめします。
力を入れすぎず刃の切れ味で切っていく
初心者の人は丸ノコで切る際に無駄な力が入っていることがあります。
その理由として、堅い材料を切る時にいつもより切れないから無理に丸ノコを押し込んで切っていこうとします。
そうすると刃が負けて丸ノコはどんどん曲がって切れていきます。
堅い材料を切るときや、綺麗に切りたいときは無駄な力を入れず(丸ノコを支える力だけ)刃の切れ味だけで湯っっくり切っていきます。早く押し込んで切るとバリが出て(木のささくれ)しまいます。
最悪割れたりもするので、綺麗に正確に切りたい場合はゆっくり押し出して切りましょう。
定規は自作しない
ネットで定規を自作している人を見ますが、定規は購入することをおすすめします。
大工さんのように、ホームセンターに売っていない特別な定規を作るのなら別ですが、売っている定規をわざわざ作るのは正直意味がありません。
精度も勝てませんし、使い勝手も勝てません。
自分で作った定規は愛着が湧くかもしれませんが、どこで不具合がでるかもわかりません。
切っている最中に壊れてキックバックしたら大怪我のもとです。
既製品は精度も非常に高いので、まっすぐ切れます。
丸ノコ定規は既製品を購入することをおすすめします。