リフォームしたいけど業者選びってどうすれば良いの?
そんな方に良いリフォーム業者を簡単に見極める方法を職人である僕が業者目線で紹介したいと思います。
リフォーム業者の選び方!ここ押さえれば間違いない!
何が良いリフォーム業者なのか?見極めるポイント・考えるのはこの3点です!
- 値段が相応(もしくは安い・良心的)
- 職人の腕が良い(仕上がりが良い)
- お客さんが考えている以上の提案をしてくれる
そんなのどうやって判断するの?と言われそうですが、
解説していきます。
値段が相応
1つ目にリフォーム業者でよくあるのが、ぼったくりです。必要以上に工事項目が多かったり、値段が一つ一つ高かったりします。
良心的な業者はこんなことしませんが、実はよくある話です。
リフォームはしょっちゅうするものではないですよね?なので大抵の場合は初めてのお客さんが多いです。
営業さんはお客さんが初めてのリフォームかどうか話していればすぐにわかります。
リフォームの相場なんて初めての人は知るはずもないので値段を上げて見積もりする悪質な業者も多くいます。
こんな業者を回避するために絶対に相見積もりを取りましょう。
営業の愛想がめちゃくちゃ良いからって完全にその人を信用しきっては業者の思うツボです。
その人の愛想は値段をあげるためにあなたに振りまいているのですから、だまされてはいけません。笑
3社以上相見積もりを取ればだいたい相場というのもわかるでしょう。また大手と中堅会社・工務店に見積もりをお願いしても面白いでしょう。値段の差にびっくりすると思います。
職人(業者)の腕が良い
職人の手(腕)の良さはリフォーム工事をお願いするまでわからないところではありますが、大きい工事をするのであれば絶対に外せないポイントです。
ではどうやって判断すれば良いのか?
結果から言うと正直職人の僕でも一緒に仕事をしなければ判断することが難しいです。
良い職人さんと知り合いから聞いて紹介してもらうこともありますが、一緒に仕事をするとそうでもなかったり、初見で見極めるのはほぼ無理です。
ただ良い職人さんを確実に見極めるのは難しいですが、悪い職人さんを見極める方法はあります。
- お客さんの意見をしっかりと聞いた上で職人さんならではの提案をしてくれる
- 職人の意見を押し付けない
- 身なりが汚なすぎる人
職人さんと話すと、お客さんの意見を聞かず、『絶対こっちの方が良い!』と職人の意見を押し付ける人がいます。お客さんも職人さんが言うならと押し切られてしまうこともあるのですが、いざ工事が終わって生活してみるとやっぱり違う・・・まかせるんじゃなかった・・・ということは多々あります。笑
良い職人(業者)ならお客さんの意見をまずしっかりと聞いて、聞いた上で違和感や、明らかにおかしい部分を指摘しながら、こういう方法はどうですか?と提案してくれます。
絶対に意見を押し付けるようなことはしません。
また職人さんはごくたまに身なりが汚すぎる人がいます。
やはり現場作業なので多少作業着が汚れているというのは普通なのですが、明らかに周りを気にしてないくらいの汚い人(お風呂に入ってないような汚さ・作業着を洗ってないような汚さ)絶対に避けましょう。
お客さんの家で仕事をさせていただくのに汚い身なりのままで仕事をするのはありえません。
そういう人はお客さんに対してまったく配慮ができないので、平気で家の中でたばこを吸ったり、ホコリを巻き上げたりします。
リフォーム契約前に仕事をしてくれる職人さんに会う・話す機会があれば積極的に会ってみましょう。
お客さんが考えている以上の提案をしてくれる
ほとんどの場合がリフォームが初めての人が多いと言いました。
よってお客さんはトイレを変えたい・キッチンを変えたい・部屋をきれいにしたいなど、ざっくりしたプランを提案します。
しかし、それだけでは工事はできません。
例
- 60代くらいの人にトイレ交換の提案
『今後手すり必要になってくる可能性はないか?』
『現状は見栄えも悪いし邪魔なので手すりの下地だけでも入れとく提案をする』
- お客さんがクロスの貼り替え工事で派手なクロスを選んだとき
『クロスは写真など現物でも小さいサンプルでしか選ぶことができません。実際に広い範囲で貼った時に
イメージと違うことがよくあります。色が派手すぎるときは実際に1mくらいの長さでも発注して見せてあげるのも良いでしょう。クロスは値段が高いものでもないので良い業者なら相談にのってくれるはずです』
上記のようにお客さんファーストで物事を考えてくれるのが良いリフォーム業者です。
悪質な業者ならお客さんのことは無視で業者の都合の良い提案ばかりしてきます。
まとめ
良いリフォーム業者の選び方、なんとなくわかりましたか?
業者は愛想がいいからといって信じてはいけません。不動産屋といっしょで中身は詐欺師みたいなもんです。
愛想が悪いからと言って悪い業者とは限りません。特に職人さんは基本的に愛想が悪い人が多いです。
だからといって悪い業者という判断はやめましょう。そういう職人さんほど意外と仕事にこだわりがあってきちんとした仕上がりにしてくれます。
愛想が悪い営業がいたとしても、見積もりがでてきたらめちゃくちゃ安かったということもあります。
総合的に見ることが大切です。上記のことを頭にいれ自分の目で見極めてみましょう。