- リフォームをしたい
- 直接大工さんにリフォームを頼みたい
- 大工さんをどう探して良いかわからない
年々減っている大工さんを探すのは難しくなっています。さらにその中から良い大工さんを見つけるというのも至難の技です。
ではどうやって探すのか?
今回はリフォーム業者である僕が実際に大工さんを探し方を紹介したいと思います。
目次
業者の探し方!実際に良い大工さんを見つける方法
友達・知り合いから職人の繋がりを探す
周りの友達や知り合いがどんな仕事をしてるか普段あまり興味を持たないものですが、意外と2・3人は建設現場絡みの仕事をしているものです。
例
- 現場監督
- 建築材料関係会社
- 建築関連の会社
- 水道工事系の会社・電気工事系の会社
- 建築会社の事務員さん
- リフォーム会社の営業マンなど
最初から職人さんが知り合いにいればよいですが、いなければ上記のような仕事をしている人を探してみましょう。建築に関わる仕事をしている人であれば必ず何かしらの職人さんと知り合うことができます
職人のつながりを生かす
職人さんと繋がることができれば良い職人さんを探すのは容易です。
その職人さんに大工さんとつながりのある人・もしくは大工さんを紹介してもらいましょう。
職人にかぎらないとは思いますが、職人同士の繋がりというのは深いものがあります。みんな助け合って仕事をしているので、建築関連の職人さんであれば、辿っていけば絶対にどの業種の職人さんにもたどり着くことができます。
- 左官屋さん
- クロス屋さん
- サッシ屋さん
- 電気屋さん
- 設備屋さん
- 建具屋さん
- 板金屋さん、、、
どの業種であれ辿っていけば大工さんに繋がります。大工さんはどの業種とも関わりが深いです。
職人さんに『リフォームしたいのですが周りで良い大工さんいませんか?』と聞いてみましょう。そうすればよっぽど悪い人でないかぎり、大工さんを紹介してもらえるでしょう。
大工さんに連絡して一度見に来てもらう
紹介した大工さんに一度連絡してみましょう。そこでリフォームしたいという旨を伝え、現場に来てもらいましょう。
しかし、大工さんというのは基本的にお客さんと直接話をしたり、仕事をすることがあまりないので、嫌がる人がいます。
自分が請け負っているリフォーム会社を通してほしいと言ったり、工務店に言ってほしいなどです。
ここで嫌がらず一度見にきてくれたり親身に相談に乗ってくれる方は良い大工さんと言えるでしょう。
面倒だし、忙しいからという理由で後回しにしたり、現場に来ない人は素人相手なので仕事も雑にされることもザラです。
大工さんにリフォームを直接頼むメリットデメリット
メリット
-
費用が抑えられる
-
直接提案できるので、細かい仕上がりが可能
-
ちょっとした工事であればすぐにやってくれることもある
なんといっても大工さんに直接頼むと費用が安いです。
大工さんの人工(手間賃)というのは相場で15000円〜25000円までです。
リフォームなどであれば『手間賃と材料費だけくれたらいいよ〜』という大工さんはとても良心的でしょう。材料費のレシート分と手間賃(数万)払う程度が工事の最安値です。笑
業者のように担当者(営業・監督)を通さず直接指示できるので、仕上がりのイメージを細かく伝えることができますし、大工さんもわかりやすいので作業しやすいです。
どうしても担当者に伝える→監督に伝える→大工さんという流れだとお客さんのイメージが細かく伝わらない場合があります。または全然違うイメージだったということも少なくありません。
また作業している時に様子を見ながら確認しつつ指示していくこともできるのでそれもメリットです。
ただし、大工さんは変更をとても嫌がります。最初のイメージ通りに作業していたのに途中でイメージが変わったからやり直して!といったわがままはやめましょう。笑
どうしてもやりなおし変更という場合は追加費用をちゃんと払うのでという旨を伝えれば快く引き受けてくれるでしょう。
大工さんに直接頼む場合は、休みの日に来てくれることが多いでしょう。普段している仕事を蹴って来てくれるということはなかなかないです。
ですが、ちょっとした小規模の工事であればすぐにやってくれるかもしれません。
大工さんも後に後になるのは嫌がるので、早めにやってしまいたいという気持ちがあります。仕事終わりや日曜日にでも見に来て、次の日曜日にでも工事しましょうか?といった流れです。
『すぐに工事してしまいたい』・『リフォーム会社のように手間がかかる、時間がかかって工事は何ヶ月後』というのが嫌な人にはとても良いでしょう。
デメリット
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保証がない
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養生などは最低限・もしくはしてくれない
なんといっても保証がないということが一番のデメリットです。
直接頼むということはリフォームの作業に対しての保証がありません。なぜなら契約書もないのですから。
人柄はよかったのに腕が悪いなんてことはもちろんあります。そんなトラブルを回避するために職人に紹介してもらう時に良い大工さん(腕の良い大工さん)を紹介してくださいとお願いするわけです。
直接大工さんに頼むことはリフォーム工事費が最安値だと言いました。その代わり養生などはしてくれないことがほとんどです。養生材の分も支払うので養生してもらえますか?と頼めば話は別ですが、何も言わなければ養生しないのが普通です。
なぜなら費用に入ってないのですから。
費用に入ってないにもかかわらずちゃんと自分で養生材を準備して配慮してくれる大工さんはとても良い大工さんでしょう。
必ず良い仕事をしてくれるはずです。そんな大工さんを見つけたら捕まえておいて、何かあればその人をずっと頼れるような関係になりましょう。