コンパネってよく聞きますよね。
でも他にもベニヤ板や、合板もよく聞きます。
結局のところ何がどれでどう使えばいいのかわからない、値段も違うしさっぱり!という方のために今日はこれらの違いについて僕なりに説明します。
また合板の種類についても説明したいと思います。
ベニヤ板って?
簡単にベニヤ板は薄く引いた木の単板のことです。
コンパネって?
コンパネとはコンクリートパネルの略で、主にコンクリートの型枠に使われます。
サイズは900×1800です。
ベニヤ板を貼り合わせたものなのでベニヤ合板の部類です。
またコンパネには表面にオレンジの剥離剤が塗られたパネコートというものがあります。
これもまたコンパネと呼ぶ人もいます。
合板って?
ベニヤ板を互い違いに貼り合わせたものです。
ラワン合板、構造用合板、普通合板、コンパネ、シナ合板、いろいろな呼び名があります。
これらは同じ材質のものもあれば、強度や用途も変わってきます。
ラワン合板って?
表面が赤みをおびているものもあれば白いものもたまに混じっています。
柔らかくて軽量で下地として多く使われています。
コンパネもラワンが主流になっています。
構造用合板とは?
構造用合板(ラワン)、構造用合板(針葉樹、スギ、マツ)など書いてあります。
これらは構造用合板といって主に外部の下地などに使われます。
合板の規格で言えば特類に属します。特類は屋外用の耐久性、耐水性を持っています。
しかし、表面は荒く内装には適しません。
普通合板とは?
一類、二類、三類とあり用途によって分けられる。
1類は外壁用、屋内用、2類は家具など、仮の3類といったように耐水性能が低くなっていきます。
シナ合板って?
ホームセンターによく売られているシナ合板とは、
広葉樹合板のことで表面にシナベニヤが貼ってあります。
表面がとてもきれいで仕上げ材に使われたりします。
このように、合板でもいろんな呼び方、種類があり、
用途、強度、安全性などで分けられています。
普段扱っている人でも知らない人がほとんどでしょう。