壁にビスを留めたいけど下地が明らかにない、、、、けどこの位置にどうしても留めたい、、、
そんなときはボードアンカーです!
今回はどんなボードアンカーがあるのか、どんなボードアンカーが用途によって良いのか、
説明したいと思います。
ボードアンカーってどんな種類があるの?
ボードアンカーには普通のボードアンカーと呼ばれる、
ねじ込むだけのタイプ
打ち込みタイプ
トグラータイプ
があります。
これらは各々耐荷重も違えば、施工の仕方も違います。
普通のボードアンカー(ねじ込むだけ)
ビスを打ちたい位置にボードアンカーをねじ込むだけです。
一番簡単ですが、耐荷重が低いものが多いのがデメリット。
ねじ込みタイプでもG4というものがあり、
これはビスを打つと、石膏ボードの中で、花のようにアンカーが開きます。
耐荷重も一気に高くなるのでオススメです。
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打ち込みタイプ
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石膏ボードに金槌でアンカーを打ち込みます。
ビスを打つとボードの中でアンカーが二股になり、
しっかりと留まるというしくみです。
このアンカーの耐荷重は中レベルといったところです。
トグラータイプ(傘タイプ)
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ボードアンカーの中で最も耐荷重が強いものです。
下の写真のようにアンカーを差し込んで締め込むと
ボードの裏でしっかりと締結してくれます。
またゴムが付いているのでさらに耐荷重が上がっています。
ボードアンカーはボードの裏に下地がないときのみ使用できます。
下地があればボードアンカーは使うことができません。
またボードアンカーは棚の取り付けやエアコンには正直向いていません。
棚の場合明らかに小さいものであれば(飾り棚など)良いですが、
本を置いたり、荷重がかかるものであれば、所詮ボードですので、年月が経てばいずれへたってきます。
またエアコンは最近では重たいものが多いです。しっかりと下地のあるところにベースのプレートを固定してもらい、数本であればボードアンカーを使うのも良いでしょう。
しかし全部ボードアンカーというのは決してよくありません。
ボードの裏面にある程度スペースがある場合に使用できるものが多いので、
最初に下地探しで、下地がないことを確認してから使用することをオススメします。