丸ノコはDIYにをするのになくてはならない道具です。
あるのとないのでは全く作業効率が変わってきます。また仕上がりも綺麗になりますし、正確なものを作ることができます。
しかし初心者の方は丸ノコにもいくつも種類があるなんて知りませんよね。
そこで大工の僕が丸ノコの種類から適切な選び方を用途によって紹介したいと思います。
参考にどうぞ!
目次
丸ノコの種類
85mmのハンディ丸ノコ
DIYというより家にある粗大ゴミを解体する時に役に立つ丸ノコという感じです。
小さいため手軽で、充電式ならばより手早く扱うことができます。
一般的な手持ち丸ノコ(125mm・165mm・190mm)など
丸ノコと言えばこの形が真っ先に思いつくでしょう。
一番ベーシックでいろんな造作に優れている丸ノコです。
これ一つあれば大抵のものは作れてしまいます。
卓上丸ノコ
丸ノコが台にくっついているのが卓上丸ノコです。床や台の上に置いて切ることができるためとても安定します。
さらに台に材料を当てることによって角度を決めて切ることができるので、直角や斜めに切る場合でも誰でも綺麗に切ることができます。
台にきちんと固定できるためキックバックなどの心配もなく初心者にとっては安全な丸ノコと言えるでしょう。
卓上スライド丸ノコ
卓上丸ノコの進化版でスライドできます。
台についている丸ノコがスライドできることによってより幅の広い木材を切ることができます。
卓上丸ノコよりも切れる材料(厚みや幅)が増えたので、卓上丸ノコよりも卓上スライド丸ノコの方が一般的になっています。
また卓上丸のこは上から下ろしてしか切ることができないのに対して、スライド丸ノコは横からスライドして切るためより滑らかに綺麗に切ることができます。
極端に言えば卓上丸ノコは斧で叩き切る感じで、スライド丸ノコは横から刀でシュッと切る感じです。
丸ノコ盤
丸ノコ盤は一定の幅でいくつも切りたい時に便利です。
プロで言えば家具屋さんになくてはならない道具です。
小さい幅の材料をいくつも正確に切らなくてはいけないからです。
丸ノコ盤は定規が台に固定されているので正確に同じサイズに切ることができます。
とても小さい幅で切る場合、一般的な丸ノコでは危険ですし、安定しません。
しかし丸ノコ盤であれば安定して安全に切ることができます。
用途別・選び方
切り込み深さが大切
丸ノコを選ぶ時に最も大切なのは最大切り込み深さです。
切れる厚みによって作れるものも変わってきます。
一般的な丸ノコだけでなく卓上スライド丸ノコでも切れる厚み・幅が大切になってきます。
丸ノコの刃のサイズは125mm・165mm・190mmなどがよく使用されるサイズで165mmサイズで最大切り込み深さが65mm程度になります。
丸ノコはベース部分も大切
丸ノコの台は鉄板ベース・アルミベース・フッ素ベースがあります。
鉄板ベースは昔のもので現在販売されているものは珍しく、現在ではアルミベースとフッ素ベースが主流になっています。
- アルミベースはフッ素ベースに比べて滑りにくいため精度が求められる作業に向いています。切る時にゆっくり切ることができるので安定します。
- フッ素ベースはフッ素コーティングされているため滑りやすくできています。スルスル切れるので作業性を重視する人に向いています。
丸ノコの主なメーカー3選
丸ノコの主要メーカーはマキタ ・ハイコーキ・リョービです。
使用されている丸ノコの中でマキタ が最も有名で最も使用されているでしょう。人気も高いです。
職人の中でもマキタ →ハイコーキ→リョービの順に多いです。
メーカー別ネットの口コミ集めてみた