フローリングをDIYで張り替えたいけど道具って何がいるの?って思ってる方!
大工の僕が最低限必要な道具を紹介したいと思います。
フローリングには主に2種類あってその種類によって必要な道具も変わるので注意しましょう。
張り替えるフローリングの種類をまず考える
フローリングには大きく分けて2種類のフローリングがあります。
クッションがついているフローリングかついていないフローリングかです。
クッションがついているフローリング(直貼り工法)
主にマンションなどに張るフローリングで、表面の木質部分の裏にクッションがついています。
このクッション部分に防音機能があり、その等級としてL45やL40という書き方をしてあります。
マンションのコンクリート下地や、ベニヤが貼ってある下地の上であれば張ることができます。
クッションがついていないフローリング(捨て張り工法・上貼り工法)
クッションがついていないフローリングは主に戸建てに用いられ、根太と呼ばれる下地の上に直接貼ったり、ベニヤを貼った下地の上に貼るフローリングになります。
これらのフローリングは主に下地によって張り分けます。
だからと言ってどちらかにしか使えないというわけではなくて、直貼りフローリングは戸建てにも用いるし、もちろん捨て張り用のフローリングもマンションに用いることもあります。
捨て張り工法用、上貼り工法用の場合の貼り方・道具
- コンプレッサー
- 高圧・常圧ホース
- フロアタッカー
- 丸ノコ
- 丸ノコ定規(三角定規・T定規)
- 手ノコ
- 金槌
- 鉋(カンナ)
- やすり
捨て張り工法・上貼り工法フローリングは今の時代エア工具を使って施工するのが一般的です。
フロアタッカーというフローリング用の又釘(またくぎ)を打つ機械、打つために空気を圧縮するコンプレッサーとそれを繋ぐホース。
フローリングをカットするための丸ノコ・手ノコ、正確にカットするための定規。
フローリングを突きつける部分を細かく削るためのカンナとやすり。
プロでも貼るのにこれくらいの道具を使います。
昔は金槌でトントン釘を打って留めていたので、頑張ればエア工具がなくても貼れないこともないですが、かなり時間がかかります。
DIYなのできちんと施工できなくても良い・お金をかけたくないという人は金槌で頑張ってみましょう。
直貼り工法用の貼り方・道具
- 丸ノコ
- 丸ノコ定規(三角定規・T定規)
- 手ノコ
- 鉋(カンナ)
- やすり
- ゴムハンマー
直貼り工法用のフローリングはエア工具を使用しないので電動工具は丸ノコだけで貼れてしまいます。
直貼り用は釘を打たずにボンドの力だけで接着するので、貼ってる最中にフローリングの上に乗ると動きます。
なのでしっかりゴムハンマーで叩きながら離れないように貼っていきます。
シンプルで道具も少ないので、戸建てでDIYする場合も既存の床があるのであればそれを下地に直貼り用のフローリングを貼るのもありです。
まとめ
フローリングを貼るのに高額で最低限必要で重要な道具は電動工具丸ノコだけという感じです。
が、小道具もいろいろとあると便利ですよ。
是非参考にしてみてください。