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プロがおすすめ!DIYには125mmと165mmの丸ノコはどっちが良い?

更新日:

丸ノコを購入したい!と思ってまず悩むのがサイズです。

一般的に丸ノコは主に125mmサイズと165mmサイズが多く使用されていますが、実際に使うとなると自分がメインにする作業に合った丸ノコが良いですよね。

今回は実際にどちらのサイズも使い分けている職人である僕が、どちらの125mmの丸ノコ・165mmの丸ノコのメリットデメリットを解説しつつおすすめな丸ノコを紹介したいと思います。

 

125mmの丸ノコと165mmの丸ノコはどっちがおすすめ?

結論から言うと

  • 初心者におすすめなのは125mmの丸ノコ
  • ガッツリDIYをしていこうと考えている人には165mmの丸ノコ

しかし、職人である僕が個人的におすすめなのは125mmの丸ノコです。

実際の現場でもずっと165mmの丸ノコを使用していたのですが、ある時125mmの充電丸ノコを使い始めてから165mmサイズの丸ノコをほとんど使わなくなりました。

では上記の理由について解説していきます。

 

165mmの丸ノコがおすすめな人は?

1つの丸ノコでほとんどの作業をこなしたい人

165mmの丸ノコさえあればほとんどの材料を1度で切ることができます。

165mmの丸ノコの最大切り込み深さはおおよそ38mm〜66mmです。

参考

某丸ノコメーカーの165mm丸ノコの最大切り込み深さ↓

  • 標準の165mm丸ノコ

最大切込み深さ90°→57mm

       45°→38mm

  • 深切りタイプの165mm丸ノコ

最大切込み深さ90°→66mm

       45°→46mm

                        左5°→55.5mm

深切りタイプであれば120mm角の柱も回して2回に分ければ切ることができるし、厚みのある集成材の板も1度で切ることができます。

大は小を兼ねるといったイメージで大きなものを切る機会がある人におすすめです。

 

丸ノコにパワーが欲しい人

165mmサイズは125mmサイズよりも大きいのでパワーがあります。

厚みのある木や、硬い木は125mmサイズの丸ノコで切るとパワー不足を感じてしまうかもしれません。

125mmサイズではどうしてもモーターに負荷がかかります。

165mm丸ノコなら125mm丸ノコでゆっくりでしか切れなかった材料も負担なく切れます。

 

パワー不足だと丸ノコをしっかり押さえ込んでおかないと丸ノコがブレます。ブレると刃が逃げてキックバックの原因になったり、捻れて切れていく原因になります。

パワーがあれば結果的にブレず、綺麗に切ることができます。

 

安定感がほしい人

165mm丸ノコは125mm丸ノコよりも重たいので切る時に安定感があります。

重みがある分多少しんどいかもしれませんが、丸ノコは少し重たい方が切る時に安定感が出るので、丸ノコがブレずまっすぐ切りやすいです。

ただし扱いも難しくなります。

 

125mmの丸ノコがおすすめな人

女性にもおすすめ

125mmサイズは女性でも扱いやすいサイズです。振り回しも効くし、軽いのでキックバックしてもしっかりグリップを持っていれば丸ノコを抑え込めます。(キックバックは起きないように使用しましょう。)

ただし使いやすいからと言って乱雑に扱うとかえって危ないので注意が必要です。

 

長時間作業する人

軽いし、ひとまわり小さいので長時間作業に向いています。

重たいと連続使用しただけで腕が疲れてしまいますが、125mmなら長い時間使用していても疲れにくいです。

 

 

DIY初心者におすすめ

DIYを始めたばかりでいきなり柱をぶった切る作業をする人はなかなかいないと思います。

125mmサイズの丸ノコでも45mmの角材を1度で切ることができるので、DIY初心者は作業内容にフィットすると思います。

125mmサイズの丸ノコの最大切り込み深さ

  • 90° 47mm
  • 45° 30mm
  • 左15° 20mm

小さいものからコツコツと作っていくのに125mmサイズの丸ノコはオススメです。

棚やテーブル・小物や椅子など125mmサイズの丸ノコで十分活躍してくれます。

 

今までコード式を使っていた人

コード式を使用していた人ならわかると思うのですが、コード1本ついているだけで作業するときのストレスは半端ないです。

充電式を使用したことない人は165mmの充電丸ノコでなく125mmの充電丸ノコから使用することをおすすめします。

今までの丸ノコはなんだったんだってくらい使いやすいです。

 

おすすめ! 165mm丸ノコ・125mm丸ノコ

おすすめな165mm丸ノコ

  • 値段で選ぶなら

makita M565

深切りではないのがネックですが、初めての丸ノコには最適です。

コード式なのでパワーも十分です。

  • 最初からマルチな作業をしたい、値段も少し抑えたい18V充電式165mm丸ノコ

 makita  LC540DRF

18Vなので少し165mm丸ノコにしてはパワーが落ちますが、十分使えます。

充電式なのでストレスもなく使いやすいです。

 

  • 何もかも文句なし、でも値段が高い最新の40V充電式165mm丸ノコ

makita HS001GRDXB

40Vの最新の丸ノコです。文句なしで良いので余裕のある方はこれです。

 

おすすめな125mm丸ノコ

  • 値段で選ぶなら

makita 5230

コード式でパワーもあり、値段も安いのでおすすめです。

 

  • 女性にもおすすめ18V充電式125mm丸ノコ

makita HS475DRGX

充電式で扱いやすく125mmサイズなので、18Vでも十分なパワーです。

 

  • 最新モデルで最高に使いやすい、値段も高い125mm 40v充電式丸ノコ

makita HS005GRDXB

なんの文句つけようない125mm丸ノコです。こちらも余裕のある方におすすめです。

 

125mm丸ノコ・165mm丸ノコ簡単にまとめ

125mmの丸ノコをおすすめする理由として、圧倒的な使いやすさです。

サイズが小さいので初心者でも扱いやすいし、165mmサイズよりも軽いので長く使用していても疲れにくいです。充電式であればコードに引っかかるストレスもなく楽チンです。

 

165mmサイズの丸ノコを使う時といえば、柱など厚みのあるものを切らないといけない場合や、長い材料を挽き割く時(細く切る時)です。

理由はパワーや安定感が欲しいから165mmの丸ノコを使用します。

それ以外の場合は125mmで事足りてしまいます。

 

ちなみに戸建ての新築の現場でさえ125mmの丸ノコを使用している人は多いです。特におじいちゃん大工さんたち(高齢の大工さん)は165mmサイズの丸ノコは重くて一日中使用すると疲れてしまうそうです。

材料を挽き割く時は、モーターに負荷がかかるので丸ノコが重たくなります。165mmサイズ125mmサイズに比べて重たいのでより重く感じます。

 

125mmサイズ・165mmサイズどちらも良いところはあるのですが、結局自分に合うのは(作業内容)どちらかな?と言うことです。

ガッツリDIYをするなら165mmサイズを購入すれば間違いないかと思います。165mmサイズを持っていれば正直125mm丸ノコは必要ないと思うかもしれません。

使いやすさを選ぶのであれば間違いなく125mmサイズです。125mmサイズはセカンド丸ノコにも重宝するので165mm丸ノコと2台持っていても便利です。

是非参考にしてみてください。

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