リフォームをするのに直接知り合いの大工さんに頼むということもあると思いますが、センスのない大工さんにお願いすると後でトラブルになりかねません。
今回は実際にあった大工さんとのトラブルについて紹介します。
リフォームで直接センスのない大工さんに頼むとどうなる?
自分のやりやすいように作って使いづらい仕様に
よくあるのが大工さんがやりやすいように仕上げてしまって、施主さんのイメージと別物になってしまうことです。
家の構造上やりにくい部分や、どうしてもできないことはリフォーム上でてくるのですが、できるのに面倒だから簡単なやり方をする大工さんがいます。
少し壁を縮めるだけでいいのにやりにくいから大幅に壁を縮めたり、ビスを使わなければいけないといけないところで釘を使ったり、面倒くさがりの大工さんは要注意です。
さらに施主さんが希望する間取りを無視して、違う提案をしてくる大工さんがいます。
設計図面があるのにも関わらずです。
こっちの方が良い・こっちの方がかっこいい・こっちの方が使いやすいなど提案してきます。
おじいちゃん大工さんなどに多いのですが、昔はおまかせで大工さんがやっていたことも関係しているでしょう。実際におまかせすると後でイメージと違うなんてことはよくあります。
シンプルな仕上がりにしてほしかったのに、和風の重厚な仕上がりになることも。。。。
大工さんにおまかせするのは絶対やめましょう。
意見を聞いた上で良いと思ったらその部分は『おまかせで』など柔軟に対応しましょう。
仕上がりが悪すぎる
仕上がりが悪いのはセンスがないです。
大工としてセンスがないということです。
もちろん逃げといって、隠れる部分や構造上隙間を作ったりすることはありますが、家の内装部分(見えている部分)はすべて仕上げ材です。隙間があったり、傷があったりしてはいけません。
よくリフォームであるのですが、仕上げ材どうしがうまくつかず隙間ができたときに似たような色の充填剤で埋めることがあります。
上手に使用するには良いのですが、明らかにミスを埋めたり、傷を埋めたりするような使い方はすぐわかります。
ミスを直さずに充填剤で誤魔化すのはセンスがないです。
きちんと直してくれる大工さんを選びましょう。
使用する材料が適材適所でない
木材は年々高騰しています。
そのため一定の厚みが必要な木材を使わなければいけないのに安いからと言って厚みのない板・細い木材を使用する人がいます。
新築のようにこれ以上の寸法の木材を使用しなさいという定義はないのでほとんどが大工さんまかせです。
適正な材料をしようしなければすぐに劣化します。
床であればたわんできたり、壁であれば反ることがあります。天井の場合、石膏ボードを貼った時の重さで天井が垂れることもあります。
また使用する金物にも言えます。
ビスを使用しなければいけないところで釘を使ったり、釘を4本打たないといけないところを2本しか打たなかったり、手順を省いて早く仕上げようとする大工さんも要注意です。