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大工さんで独立するにはどうすれば良い?簡単に流れを説明します※

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このご時世職人になりたいという人はどんどん減ってきています。

実際の建築現場でも20代10代の数は圧倒的に少なくて、現場にいると空気が若返っているような気持ちになります。

肉体労働をやりたいという人も少ないでしょう、youtuberやプロゲーマーがなりたい職業の1位2位を独占している時代に大工になりたいなんて人は相当変わり者でしょう。。。

しかし!そんな中、大工になりたいという大切な大切な若者に向けて!

大工さんになってさらに独立するにはどうすれば良いか?

イメージがわかない子のために簡単に流れを説明したいと思います!

ではがんばっていきましょう。

 

まず独立するまでの大工の腕を身につけるには?

手っ取り早く建築の仕事を覚えるには工務店が良いです。

もちろん一人親方と呼ばれる個人でやっている大工さんに弟子入りしても良いのですが、工務店に入ることで家が建つ流れ、リフォームならリフォームの流れなど、全体の流れをいち早く覚えることができます。

その理由として、工務店は施工の多くを請け負うからです。

工務店に大工さんだけでなく、電気屋さん・設備屋さん・クロス屋さんなど従業員として抱えていることも少なくありません。

 

大工さんが入った後に設備屋さんや電気屋さんが仕込みと呼ばれる仕事をして、また大工さんが入る。

間で左官屋さんが入ったり塗装屋さんが入ったりと、建物が出来上がっていく流れを掴むことができます。

これは本当に大切なことです。

 

大工さんだけやっていても他の業種のことがわからずに無茶苦茶仕事をしていたら、いい仕事もできないし、周りに迷惑をかけてしまいます。

早いうちから建築の流れを勉強しましょう。

 

工務店や一人親方の下で勉強をしていれば、早い人で3年である程度一人で仕事をさせてもらえるレベルになります。宮大工などと違って、今の新築戸建ての大工仕事であれば本当に早い子で2年で1軒建てるレベルまでいきます。

リフォームや店舗などちょっと頭を使うような工事であれば何年も勉強しなければいけませんが、基本的なスキルがつけば後は一生勉強です。笑

スキルが身につけている間にも建築に関係する知り合いを増やす

スキルつけると同時に現場現場で知り合った人は大切にしなければいけません。

その人が将来仕事を紹介してくれる大切な人になるかもしれません。

正直仕事は営業して取ってくるという方法もありますが、職人の場合、人伝いで紹介してもらうことがほとんどです。

『誰か良い大工さん知らない?』とか『手が足りないから大工さん応援欲しいんやけど』とか

そんな話が回り回って自分のところにやってきます。

 

話が回ってくるようにするためには種を撒いとかなければいけません。

 

  • 自分の知らない業種の人
  • 仕事の早い人
  • 綺麗な仕事をしてくれる人
  • 物腰の柔らかい丁寧な人
  • 営業が上手な人
  • 仕事をたくさん持ってる人  など

言い出すとキリがありませんが、仕事先で知り合って『この人いいな』と思った人は絶対に捕まえておくことです。

名刺でも渡して連絡先でも交換しておけば、連絡しなければいけない時がいつかきます。

言い方は悪いですが、手札を増やしておくんです。

仕事をもらったり、忙しいときに助けてもらったり、逆に助けてあげたり、自分の知らない建築の知識を教えてもらうこともあります。

建築はとても難しいです。

失敗して助けてもらいながら成長していきます。

繋がりは大切です。

 

繋がりから仕事をもらう

職人さん(大工さん)の仕事形態は大きく2種類あります。

応援と請負です。

応援

大工さんの仕事の呼び方として応援という言葉があります。

応援とは仕事を請け負っている大工さんや工務店・会社などに手伝いに行くことです。

1日15000円〜25000円くらいの間でお金をもらえます。(場所によって様々)

見習いのうちから現場をこなしていくと現場でたくさんの大工さんに出会うはずです。

たくさんの大工さんと繋がっておけば応援だけでずっと仕事をすることもできます。

単純に1日20000円として月25日働けば50万円になります。

 

請負

請負は仕事(工事)を請けて自分でこなしていきます。

大工さんであれば手間請負というものもよくあり、材料などは元請けに支給してもらい、作業する手間だけを請けるというものです。

こちらの方は自分が頑張ってこなした分プラスになったりマイナスになったりします。

サボっていれば1日10000円になる日もあるしがんばれば1日10万になる日だってあります。

 

建築現場で知り合った不動産屋さん、管理会社の方、大家さんなど繋がっていれば、仕事を丸々請けて欲しいということもあります。いろんな人と繋がっておけば、仕事の幅も広がっておもしろいです。

 

独立する

ある程度仕事が確保できるなっていう状態になったらサラリーマン大工をやめて独立してみましょう。

仕事がある時はがんばって請負でやるのも良いです。

大工さんにたくさん知り合いがいれば誰かは絶対に仕事を持っています。

仕事がない時は応援に行って助けてもらうこともできます。食いっぱぐれることはありません。

しっかり仕事をしていれば周りは助けてくれます。

 

簡単に説明できたかどうかはわかりませんが是非参考にしてみてください。

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