- 大工さんって外仕事だよね
- 雨降ったら仕事休みなんでしょ?
- 現場の人は雨の日は休み!
こう思っている方も多いのではないでしょうか
大工さんは雨の日の仕事はどうしてるの?
大工さんの雨の日事情について大工の僕が説明したいと思います。
大工さんは雨の日は休みなの?
答えから言うと大工さんは雨の日も仕事してます。
ただし、外仕事の場合は休みにする人もいますが、基本的には現場を進めたいのでできることをするという人が多い気がします。
外仕事とは戸建てを建てている大工さんであれば土台敷きや棟上げ、外壁貼り、破風板貼りなどです。
リフォームであれば外部の解体工事や、サッシに絡む工事などもありますね。
大工さんの雨の日の仕事は?
大工さんは雨の日であっても屋根の下であればいくらでも仕事があるので休む暇もありません。
外壁もあってサッシもついている状態であれば家の中に水が入ってくることもないのでほぼ通常営業です。
いつもの大工仕事ができます。
ただ、サッシがついていない状態であれば家の中に雨が入ってきてしまうので、ボード貼りやフローリング貼りなどはできません。
雨の日は下地や金物をつけたりという仕事が多いでしょう。
大工仕事でも戸建てではなくマンションや店舗工事など、完全に屋内の大工工事であればそれこそ雨の日などは関係ありません。
材料を入れたり、道具を運んだりするのに雨に濡れて面倒くさいくらいです。
大工さんは雨の日に働きたい場合もある
基本的に大工さん・職人さんは雨を嫌がります。
その理由は何一つ作業する上で良いことがないからです。
しかし、雨に日が良いという場合もあります。
それは埃がでないということです。都会であれば家と家がとても近く窓を開ければ手が届きそうなところもあります。そんな場所に家を建てていると埃でクレームが出ることがあります。
解体現場でよく見る光景かもしれませんが、解体しながら作業員の人が水をずっと撒き続けていると思います。
ホコリが舞い上がらないようにするためです。
水を撒くと埃が舞わないのです。
よって大工仕事をしていても雨の日は近隣にホコリがいかないのでクレームの心配がないということがあります。
ホコリでクレームが出るような現場ではサッシが取り付けられるまではたとえ足場シートがあってもホコリが近隣に舞うので大工さんはかなりストレスです。
敢えて雨の日を狙ってクレーム現場に入っていく大工さんもいるので、必ずしも雨の日が大工仕事を休みたいというわけでもないのです。