大工になりたい人、大工ってどうやったら一人前?と思っている方に、、
今回は見習い大工がどうやって一人前の大工になっていくか説明します。
大工の見習い期間
大工の見習い期間は会社や親方によって全然違います。
建売の大工であれば、2年くらいで見習いを終えることもあります。
しかし、一人前。周りに認められるといった意味でいれば最低でも5年〜10年は修行しなければなりません。
見習いの給料(日当)
見習い時の給料は初めは日当6000円くらいです。多いところで8000円といったところでしょうか。
見習いを雇うということは親方や会社はすごくマイナスです。
教えている間は自分の仕事ができないし、その間二人分の給料がかかっているからです。それくらい見習いを雇うということは大変です。
最初は少ないと思いますが一年二年で10000円くらいにはなる人が多いでしょう。
見習いの仕事
見習いの仕事はまず掃除です。
何も知らないので何もさせてもらえません。
掃除をしながら流れを見て覚え、少しずつ仕事をさせてもらうようになります。
親方によってはまったく仕事をさせてもらえず、ずっと掃除や材料運びの人もいます。
最初から仕事を手伝わせてくれる親方もいます。
今の時代で言えば確実に後者の方が覚えるのが早いです。
僕は誰かの元につくのであれば後者の人をお勧めします。
見習いの扱い
現場で見習いの扱いがひどい会社や親方がいます。
会社や親方によっては罵声を浴びせたりするのは日常茶飯事で、最悪なのは殴っている人もみたことがあります。
今の時代ありえないかもしれませんが、まだ全然あります。
それくらい職人の世界というのは厳しいものです。
でも、今はだいぶ優しくなって、同等に扱ってくれる会社や親方も増えてきました。
仕事を覚えないうちは話に入れないし、一緒に仕事しても理解できないことのほうが多いので向こうからしたらイライラすることがあるのでしょう。
一人前になるまでは、怒られるのは常だと思っていたほうがよいです。