大工さんの給料ってだいたいどれくらいなの?
今回は常用の大工さん(自分で仕事請けているわけではない)と
請負でやっている大工さんの給料について説明したいと思います。
常用の大工の給料
仕事のあるところに1日の日当で働いている大工さんです。
だいたい1日15000 円〜25000円の間で18000円が多いです。
この値段は大工さんが自分で設定している場合もあれば、その会社で定められている場合もあります。
請負でやっている大工の給料
大工さんだけで言えば大工手間という形で大工仕事のみを請け負います。
これは早くやればやるほどお金になります。
簡単に説明すると、一切の経費を除いて10万円の仕事があるとすれば、5日で終わらせれば日当2万円になります。
逆に仕事に手こずってしまい10日かかれば日当1万円にしかなりません。
よって請負の場合大工さんの腕と段取りで大きく金額に差がでます。
これが請負のおいしいところでもあり、厳しいところでもあります。
仕事がなければ一切お金になりませんし、
逆に仕事が入れば、応援を呼んで他の大工さんにやってもらうのもありです。
自分が一つの現場をこなしている時にもう一つでも二つでも現場を動かすこともできます。
応援大工さん。常用大工さんは仕事は安定してもらえる場合が多いが収入が減りもしないし増えもしないといったところでしょうか。
どちらもメリットデメリットはありますが、常用の場合給料はそんなに多くありません。
ボーナスもなければ有給などもないし、日曜日に仕事することもザラです。
平日休むこともありますが、それは仕事がなくて休むことが多いです。
そんな状態で落ち着いて休んでいれませんよね。
職人というのは昔は単価が良く儲けていたという話はよく聞きますが、
今は作業もしんどいし、単価も良くなければ労働時間も長いです。
何が良いかといえば本当にやりがいくらいです。