壁掛けのテレビをつけたい。。
重たい絵画をつけたい。。
壁に棚を取り付けたい。。。
など、しっかりと物を固定したいときは下地にしっかりとビスを打たなければ落ちてしまいます。
でも下地の位置がわからない、、、
見つけ方がわからない、、
そんな時に!
下地をできるだけ確実に見つける方法を教えます。
基本的には下地探しを使う。
下地探しというものがありセンサータイプと針タイプがあります。
針タイプは細い針が先端から飛びだすペンみたいになっていて
そのペンで壁を突いてボードの奥にある下地を探すという単純なものです。
センサータイプは壁に当てて、動かすと、間柱や柱がある位置でセンサーが反応して教えてくれるというものです。
針タイプ
スーパープッシュ クロス下地探し S-P
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針タイプは針だけのものか先端に取り外しできるマグネットのキャップ付きのものがあります。
ここで大切なのは先っぽに磁石がついているもの、針で突けるもの、二通り使えるものをチョイスしましょう。
家の壁(石膏ボード)はビス、タッカー(股釘)、釘のどれかで留まっています。
タッカーや釘を見つけることは難しいですが、ビスでボードが留めてある場合、
磁石を壁に沿わせて動かしていくとその留めてあるビスの頭の位置にくると磁石がくっつきます。
この場合、下地を探すのは非常に簡単で、ビスの頭に下地探しがくっついた場合、くっつくということはそこにピンポイントで下地があるということです。
また磁石がくっつかない場合は釘、もしくはタッカー打ちなので、針で探します。
最初に針を刺す場所
ほとんどの場合下地は上から下へ縦方向に入っています。
日本の住宅、マンションであれば下地が入っているピッチはほとんどが303mm(尺)、もしくは455mmピッチです。
建売住宅で900モジュールというものがありますが、
これは柱の芯から芯までが900mmで作られている家です。
この場合はほとんどが450mmピッチです。
石膏ボードの寸法が910mm×1820mmで作られているので、
二つのピッチ(303mm,455mm)でほとんどの間仕切りが作られています。
まず壁の入隅(壁と壁が入り込んでいるところ)から寸法を測ります。
なぜなら、ボードはだいたい角から貼り始めるので、それに合わせて下地を立てている場合が多いからです。
よって壁から910mmの位置を最初に刺して下地を探します。
だいたい見つかった位置以外には下地はいないので、
欲しかった位置になければ素直に諦めましょう。
数キロのものであれば、強めのボードアンカーがあるのでそれを使いましょう。
ボードアンカー
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センサータイプの下地探しを使う場合
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センサータイプの下地探しを使う場合、
下地センサーを壁に当てて、横に動かしていくとセンサーが反応して下地の位置がわかります。
とても簡単なのでオススメなのですが、
注意しなければいけない点があります。
それは個人的な意見ですが、100%ではありません。
何度も使っていますが、なんらかの要因で違うものにセンサーが反応したりします。
下地の仕方や、使うものも大工さんによって様々ですし、どういった要因かはわかりませんが、
反応がマチマチです。
あくまで個人的な意見ですが、、、w
マンションで下地を探す場合の注意
マンションの場合一つの箱の中に部屋ができていると考えてください。
中の壁(間仕切り)は木材で下地をしている、もしくは軽鉄で下地をしているので上の方法で見つけることができるのですが、
外周り(隣の家との壁、玄関側の壁、ベランダ側の壁)はGLボンドという材料でボードを貼っている場合が多いです。(100%ではありません、あくまで多いということです)
この場合は専門の人でなければ下地を見つけてもビスを打つことができません。
専門の方でも嫌がります。
たまに良いマンションなど、下地を立てている(空間をつくっている)ところがあります。この場合は上に書いたように下地があります。
しかしほとんどの場合ありません。どうしても外周りに下地がほしいという場合は工事が必要です。
専門の方にボードをめくって下地をしてもらいましょう。