丸ノコスタンドというものをご存知でしょうか?
主に丸ノコ盤と言われるものですが、
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こういった丸ノコが台にセットされているものです。
台の上を滑らせるだけで木材を切ることができるので、とても便利なのですが、、、
使い方によってはとても危険です。
今回はその危険性、初心者におすすめしない理由を説明します。
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種類によって危険
丸ノコ盤には安全カバーがついているものと、ついていないものがあります。
中でもスタンドだけ売っていて、後付けで丸ノコをセットするものがありますが、
これは大変危険です!
安全カバーが付いてないものは問題外ですが、
後で丸ノコを自分でセットするので、精度が良くありません。
よって、木材が咬みやすいです(引っかかりやすいです)
キックバックという現象がおこり、跳ね返ってくることもあるので危険です。
細く挽き割りたいからといって安全カバーを外す人がいますが、細く挽き割いたものほど、切り終わりで木材が刃に当たれば勢いよく飛んでいきます。
飛んだ木材が人に当たって怪我をさせたり、窓に当たってガラスが割れるなどはよく聞く話です。
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指を落とす危険性
木工(家具屋さん)でよく指を落としている人を見ます。
なぜならば、家具屋さんは慣れているからか、指を刃の近くギリギリまで持っていくからです。
見ていて本当に怖いくらい近くまで持っていきます。よって、すこしでも木材が引っかかろうものなら、すぐに巻き込まれます。
プロでも落とすのですから、初心者が普通にやっていてもその可能性があるということです。
安全にやっていたとしても何が起こるかわかりません。
使うならば、その危険性があることを理解して、作業しましょう。
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安全に配慮して使うならばとても便利な道具
しかし、危険な道具だからといって使わない人ばかりではありません。
なぜなら便利すぎるからです。
特に材料を細く挽き割いたり、同じ長さのものを何本も切るにはとても便利な道具です。
定規が付いているので、それに合わせて滑らせていくだけでとても正確なものが切れます。
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値段良いものであれば上記をおすすめします。
最初から刃がついていますが、安いです。
スタンドのみで後から丸ノコをセットするタイプのものは危険なので決しておすすめはしません。
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結論
最初から刃がセットされているものを使う。
決して刃に手を近づけない。
安全に配慮して使うならばとても便利な道具
これらを見て丸ノコ盤を使うかどうか判断してみてください。