リフォームする時、いろんなところに相見積もりをとると思いますが、
その項目のなかに、大工手間とか、
大工手間一式とか、間仕切り一式いくらなど書いてあります。
正直多く取られていないか不安。。。
相場とかけ離れているんではないか、、、
など曖昧なこの手間賃について今回は説明していきたいと思います。
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大工手間ってなに?
まず大工手間についてですが、簡単に大工さんに支払う作業代です。
だいたい手間、一式などと書いてありますが、
作業代が含まれていると考えてください。
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手間賃の相場
大工さんの手間賃の相場は1日15000~25000円くらいが相場と考えていいでしょう。
それより高かったり低かったりももちろんありますが、
一般的にはこれくらいです。
だいたい大工さんの工事期間(日数)を聞いて、見積もりで一式工事や手間と書いてある項目の値段を、日数で割ると大工さんの手間賃が出ます。
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なんで明らかに高かったりするの?
この計算をしても明らかに3万円とか、5万円する場合があります。
これは、見積もりに利益が乗っけてあるからです。
もちろんこれは当たり前のことで、だいたい30%、多くて50%乗せてあります。
大手ほど多く利益をのせてあります。
なので地場の工務店などに頼む方が安かったりするわけですね。
また、大手のリフォーム会社に頼むと、下請け業者をいくつも挟んでいる場合があるので、その都度利益が乗っかってくるので高くなってしまうというわけです。
孫請けの業者が10%しか乗っけていなくても最終的にお客さんに出す値段が50%上がっているというのはザラです。
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業者によって、大工の手間賃が違う
業者によって使っている大工さんの手間賃が違うことがあります。
この業者に頼んだら手間賃は18000円だけど違う業者に頼んだら23000円だったということもあります。
これは業者側が値段を設定している場合もありますし、
大工さん自体が自分の1日の手間賃を決めている場合もあります。
自分は20000円でなければ仕事を受けない。といった感じです。
もちろん腕がいいからといって値段が高いわけではありません。
そこは見極めなければいけません。
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作業日数によるもの
手間代とは本当にざっくりしたもので、
だいたいこれくらいの日数でこの作業は終わるだろうと計算しています。
大工さんが計算する場合もあれば、監督さんや、営業が計算する場合もあります。
よって、見積もりする人によって作業を読む日数が変わってくるわけです。
ということは、読み間違えたりするだけで多く取られたり、少なかったりするわけです。
少ない場合は良いですが、多い場合は余分な日数があるだけ大工さんの手間代がかかってくるということです。
2日間違えるだけで(1日の手間賃20000×2=40000円)違ってくるわけです。
これに、利益が乗ってくると考えたらゾッとしますね。
これらを見て見積もりを取った方は項目はしっかりと目を通して、多く取られてないか、見つめ直してみてください。